鞭炮(爆竹)と烟花(花火)
夕べの爆竹と花火の競演には改めて驚かされました。考えが甘かったようです。正月最後の「元宵節(小正月)」に当たりますから、いっせいに打ち鳴らしたわけです。5階建アパートの入り口の一階の右端に住んでいますが、その入り口で、突然、大炸裂音がしたのには、飛び上がるほどでした。遠くから聞こえる音にも驚かされていて、『まさか、ここでは!』と思った直後のことでした。
今朝、ニュースを見ましたら、北京の国営テレビ局・中央電視台の新社屋ビルが火災で焼失したと伝えていました。出火原因は、『花火とか爆竹ではないか!』とのことでした。10数年ぶりの一部解禁の矢先の出来事です。
福州の隣の長楽市で、先日、爆竹から引火して、15人ほどの青年たちが亡くなったと聞いたばかりでした。やはり騒音被害だけではなく、毎年、多くの命が失われているのですから、どうしても考え直さなくてはいけない時期に来ているようです。禁止して伝統をなくすことはなかなか難しいのかも知れません。
全人口中、中国系の人が75%のシンガポールでは、爆竹のイルミネーションが飾られ、打ち鳴らす太鼓を代替物として「春節」を祝っていました。同じ文化と伝統に受け継ぎながら、安全面では一歩先を行っているのでしょうか。
「悪い知らせを恐れ・・」ないで、2009年がよい年でありますように!
(写真は、爆竹が炸裂している様子です)
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